仮想通貨に価値がある理由と相場が変動する要因

暗号通貨の価値はどう決まるのか

favopress_vc_vcimg_moneytree_02.jpg
たとえばビットコインは暗号通貨の中では1コインあたりの取引相場額が最も高額です。マーケットではそれだけの価値があると考えられているから、高騰が続くほど値段が上昇しているのでしょう。また新規参入が流れてきているため供給が間に合わず高騰していることもたしかです。

ではいつからビットコインに価値があったのでしょうか

価格の推移を過去にたどると、2009年にビットコインが世に出て、買える仕組みが備わっていましたが無価値に近い値段でした。
価値があったものならそのような値段になっていません。現状を見てここからわかることは、ある時期に価値もなかったものに急に価値が付いたということです。もちろん世間の認知度も関係ありますが。

2011年あたりで少しだけ値段が上がったのですが、この時期の誰かはビットコインの将来性を感じ、感じただけではなく実際に大量に買ったということです。今としてはその後のビットコインの市場評価がわかるので、この行為がそこまで疑問に感じませんが、当初はかなりの先見性があったとしか思えません。

取引が活発化してから参入する人は既に価値が付いたものに対して判断材料が多いので資金を投入しやすいですが、無価値評価の状態で大金を出せた人は、ビットコインそのものを多角的に理解していたからだと思います。まだ将来への期待でしかない時期でしたが、大金を出すくらいですから、少なくとも「何かよくわからないもの」という認識ではなかったはずです。

今現在でも尚、財界を動かせるすような人物や経済界で名を馳せる人物の中には、「こんなもの無価値だ」「ただの詐欺だ」と評価する状況なので、すなわちビットコインはまだ真価を発揮していないということでしょう。

ビットコインの真価とは何か、そろそろこの本質が問われる時期が訪れます
ビットコインがなくなるという意味ではないですが、将来への期待のみではなく、真価が問われる時期が必ず訪れます。ただヒートアップして需要過多になって高騰している相場価格の妥当性もその時が来れば改まると思います。

ビットコインだけではなく、アルトコインもビットコインの発想を活かし、後発である利点もあってビットコインの抱える弱点を克服したものがあります。ブロックチェーンなどの仕組みは実際に応用性があり、その将来性と実現性は高いものがあります。実用化事例が乏しく、取引市場では不安要素がぬぐい切れないかもしれませんが、期待のみで実態のないもの」から「導入事例」として認識される日はそう遠くはないと思います。

暗号通貨の相場変動とその要因

favopress_vc_vcimg_market_01.jpg
値段が付いたものが市場に出ると、相場を力ずくでコントロールする介入者がいない限りは、基本的には需要と供給によって値段が変化します。
つまり変動するということです。
これは仮想通貨(暗号通貨)も同様です。

相場が変動することはわかりましたが、では暴騰や暴落とはどういう状態かというと、「需要と供給で値段が決まっているんだ」と一言で片づけるのは乱暴で、暴騰や暴落には更にはっきりした極端な原因があるときです。
次に、激しい乱高下の変動を繰り返す状態については、根拠のわかる暴騰や暴落のよりも不安定で不可解な状態であること意味します。

暗号通貨の取引市場は、現状はこの不安定状態に近い市場です。暗号通貨が乱高下変動する要因はいくつか考えられます。

暗号通貨が途上段階である

暗号通貨を既に知っている人も、たった今知った人も、おそらく同じ判断ができる点は、暗号通貨が途上であるという点でしょう。
一部の国や地域の特殊な活用事例以外は、暗号通貨の掲げてるビジョンに対して現状を比較すると、まだ実感が持てないと思います。

つまり暗号通貨は全くの途上であり、本質的な評価ができない未知なものへの疑心暗鬼があると思います。

これは十分に市場が乱高下しやすい要因です。

誰かの一言、ソース(根拠)のない噂、雰囲気、このようなことに簡単に振り回されてその狼狽が見事に相場変動に反映されます

マーケットが成熟していない

これは暗号通貨が途上であることに直接起因します。マーケットでの取引対象となる暗号通貨自体が途上で、まるで絵に描いた餅が並んでいる状態ですから、それを扱う取引所やマーケットも成熟していないのは当然です。

取引として、供給が可能なコイン保有者や販売所の保有量と、世界的にじわじわと流れ込んでくる新規需要とのバランスとして、あまりに供給が足りていないことが過剰な高騰につながっています

売りとしての保有量が間に合っていないのは、まだ暗号通貨自体が世に出てから時間的にも途上だからです。こうなると瞬間風速としては高騰する要素になります。

決して「ビットコインがすごいから」とか「ビットコインは信頼があるから」という楽観的なものではなく、本当にそのような理由として妥当な価格になっているわけではありません

マーケットにルールも備わっていませんので、株式市場のようなストップ安・ストップ高などの制度がないため、極端に言うとたった一日でどこまでも暴騰し、どこまでも暴落します。

これは、目指すべく流通貨幣としてはあまりに不安定要素であり、通貨としての信頼性は非常に低くなります

楽しいのは投機目的の人だけでしょう。

長い目で捉えれば上昇傾向

長い目で捉えれば上昇傾向

暗号通貨は途上段階である点に触れましたが、この暗号通貨の相場変動はたしかに短期間で区切って見ると乱高下の激しい推移です。
投機目的でかつ短期間のうちに乱高下を利用してうまく利益を得たいという人の中には乱高下自体を歓迎するかもしれません。

しかし、暗号通貨は途上段階であり、ほとんどは技術応用への期待導入事例による普及の将来性への期待といった具合に、期待のみで今後の具体的実現を待っている状況です。

期待されていることは間違いないですし、何らかの形で今後は暗号通貨技術が活用されるのだと思います。

日本国内でメジャーな取引所が取り扱っている暗号通貨はどれも例外なく、長い目で捉えると乱高下を打ち消すほど右肩上がりなものばかりです。
ただし過剰に高騰しすぎのものは一旦調整の下落が起こる可能性もあります。

bitbank