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NEM(XEM)の高騰とその理由

「中国のWechatとの連携」齟齬と真相

2017/12/09(土) 午前からネム(XEM)銘柄が高騰した。
08:45頃には取引相場価格が78円(coincheck)にまで上昇した。

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2017/12/09 19:00頃には価格がかなり落ち着き、取引相場価格42円(coincheck)にまで降下しています。
それでも前日(2017/12/08)よりは10円は底上げしている状況です。

考えられる高騰の理由は、
NEM China TeamがWeChat(LINEのようなインスタントメッセージアプリ)を開発しており、このアプリで暗号通貨の送金機能が実装されました。
NEMアドレスとWeChat IDを関連付けして暗号通貨XEMを送金することができるようになる予定(12/21以降)。
なお、WeChatは中国版のLINEのような位置づけの人気アプリで、登録ユーザー数は11億人以上ということもあり、NEMの利用シーンが拡大していく見込みがある。

このような話が囁かれ、NEMの買いが買いを呼んで銘柄の価格が上昇したと考えられます。

ですが、その囁かれていた話には齟齬があったようです。
WeChatにNEM用ウォレットを公式機能として実装するようなことではなく、WeChatに対応したサードパーティ製のアプリによる暗号通貨送金という話らしいです。
WeChat IDが利用できるNEM(XEM)用ウォレットということです。
たしかにWeChat自体の公式機能ではないので、恐らくはこの情報の齟齬を誤報と捉え、一旦高騰したNEMが同日中に大きく降下した経緯だと思われます。

ただ、WeChatは人気で利用者人口も多く、サードパティ製とはいえ、人気アプリのID連携が可能な暗号通貨送金アプリの出現自体は、一応グッドニュースであると思います。
ビットコインばかりに焦点が当たっていましたが、アルトコインも決済の対象になっていく兆しではないでしょうか。

NEMは今後も注目銘柄であることに違いはありません。


NEM取扱の仮想通貨取引所
NEMが取引できる日本国内の仮想通貨取引所は、coincheckかZaifになります。
coincheckは販売所にてNEM(XEM)の売買が可能です。
Zaifは取引板からZaif登録者間によるNEM(XEM)の売買が可能です。
どちらも暗号通貨取引量の大きいメジャーな取引所です。
取引所の種類と特徴のページで詳しい解説があります。


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